日本語能力試験(JLPT)N4の特徴と試験対策を解説!

 在留資格「特定技能1号」を取得するための条件の1つである日本語能力試験(以下、JLPT)N4とは、いったいどんなレベルなのでしょうか。今回は、JLPTN4の試験内容と対策について、ご紹介します。

目次

N4の認定基準

 N4は、JLPT(N1~N5)の中で2番目にやさしいレベルですが、具体的には、どんなレベルなのでしょうか。

 N4の認定基準は、「基本的な日本語を理解することができる」レベルだとされています。具体的には、「日常的な場面で、ややゆっくりと話される会話であれば、内容がほぼ理解できる」「基本的な語彙や漢字を使って書かれた日常生活の中でも身近な話題の文章を、読んで理解することができる」レベルです。

問題の形式と内容

 N4の試験は、言語知識(文字・語彙)言語知識(文法)・読解聴解の3つの科目からなります。JLPTの問題形式は、すべて4択の選択問題です。

言語知識(文字・語彙)

  言語知識(文字・語彙)は25分間の試験で、漢字の読み方や表記、語彙の使い方や類義表現が問われます。

言語知識(文法)・読解

 言語知識(文法)・読解は55分間で実施されます。文法に関しては、助詞や接続詞、活用の形や文の構造などが問われ、読解では150字~350字程度の文章を読んで、内容に関する質問に答える問題や、広告やパンフレットなどから必要な情報を読み取る問題が出題されます。

聴解

 聴解は35分間の試験で、まとまりのある会話などの音声を聞いて、内容について問われる問題や、イラストを見ながら、状況説明を聞いて、適切な発話を選ぶ問題、質問などの短い発話を聞いて、適切な応答を選ぶ問題があります。

試験の合否

 JLPTは180点満点で、N4は2つの得点区分(言語知識・読解:120点、聴解:60点)で採点されます。合格するためには、総合得点が合格点以上であることと、それぞれの得点区分の基準点に達していることが条件です。N4の場合は、総合得点が90点(合格点)以上であること、そして、そのうち言語知識・読解が38点、聴解が19点(基準点)以上で合格です。

対策

 ここまでで、JLPT N4の試験内容や形式についてご紹介しました。N4は基礎的な日本語力が求められるレベルなので、市販されている初級レベルの教科書で学習をすれば、N4相当の語彙や文法を学ぶことができます。しかし、JLPTは試験特有の問題形式で、時間制限もあります。そのため、N4に合格するためには、初級レベルの語彙や文法の知識を身につけるとともに、問題の形式を理解し、問題の解き方に慣れておくことが大切です。

 書店では、日本語学習用の教科書として、各レベル(初級、中級、上級など)の日本語を総合的に扱った総合テキストや分野別(JLPT対策、ビジネス、技能別:会話、作文など)の教科書が販売されています。N4レベルでは、初級テキストで日本語の基礎をしっかりと身に付けるとともに、JLPT対策の問題集で問題形式に慣れるといった勉強方法がおすすめです。

おすすめの参考書

ここでは、JLPT N4のおすすめの総合テキストとN4対策用の問題集をご紹介します。

総合テキスト

JLPT対策問題集(N4)

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